血液内科医の論文と日常

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【CASTOR trial】CASTOR trial の続報.染色体異常に対するDVd療法について

 

CASTOR trial】について

再発/難治性 多発性骨髄腫(R/R MM)

に対してDVd 🆚 Vd療法(ダラツムマブ,ボルテゾミブ,デキサメタゾン

 

www.blood-ketueki.com

 【論文】

 

www.ncbi.nlm.nih.gov

 

【論文の要点】

f/u期間が延びた.

観察期間の中央値は19.4ヶ月

 

DVd vs Vd

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(A)PFS

16.7M vs 7.1M

 

(B)以前に1レジメンのMM

Not reached vs 7.9M

 

(C)以前に2or3レジメンは

9.8M vs 6.3M

 

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染色体がHigh リスクである場合もダラツムマブを足す方が成績がいい.

 

【論文の要約】

MRD negative をDVd療法であると一定数達成できる.

 

染色たHigh risk群は予後が悪い(Figure3A)

 

染色体予後不良群,Standard群においてもDVd療法はVdと比べてメリットが大きい.

 

可能なかぎり全治療数が少ない段階でDVd療法を施行すべき.