血液内科医の論文と日常

血液内科領域の論文などを載せています.

臨床試験

臨床試験

高齢者の貧血の原因は?

論文 まとめ 注意 論文 Title(英語):Prevalence of anemia in persons 65 years and older in the United States: evidence for a high rate of unexplained anemia Title(日本語):米国の65歳以上の人における貧血の有病率: 原因不明の貧血が多い Pub…

同種造血幹細胞移植でCMV陽性レシピエントに対するレテルモビル投与すると死亡率は改善するのか?

論文の画像を貼る 論文 Title(英語): A Mortality Analysis of Letermovir Prophylaxis for Cytomegalovirus (CMV) in CMV-Seropositive Recipients of Allogeneic Hematopoietic-Cell Transplantation. Title(日本語): 同種造血細胞移植におけるCMV血…

【ホジキンリンパ腫】再発古典的ホジキンリンパ腫の救援療法にブレンツキシマブベドチン+ICE療法【BV-ICE療法】

【この記事について】 再発ホジキンリンパ腫にたいしてBV+ICE療法を施行したPhase1/Ⅱの記事 Blood 2016 128:1834; 下記リンク www.bloodjournal.org 【事前情報】 再発ホジキンリンパ腫は救援療法後に自家末梢血幹細胞移植をする. その際にPET/CTで寛解であ…

【再生不良性貧血】重症再生不良性貧血において免疫抑制療法不応のリスクファクターはなにか?

論文 Clinical question この論文のKey point まとめ Table and Figure Table4 治療効果反応性 Figure2 (予想される生存率) 論文の要約 ATG+CyAの時の治療反応性のデータではあるが 網状赤血球がしっかりあり,かつリンパ球数がしっかりある症例が より免疫…

【CASTOR trial】CASTOR trial の続報.染色体異常に対するDVd療法について

【CASTOR trial】について 【論文】 (A)PFS (B)以前に1レジメンのMM (C)以前に2or3レジメンは 【論文の要約】 【CASTOR trial】について 再発/難治性 多発性骨髄腫(R/R MM) に対してDVd Vd療法(ダラツムマブ,ボルテゾミブ,デキサメタゾン) www.bloo…

【POLLUX study】POLLUX trialのupdate

POLLUX studyのupdateがHaematologicaに投稿された. 染色体High riskについての検討あり. 過去記事 www.blood-ketueki.com Pubmedリンク www.ncbi.nlm.nih.gov

【PBML】骨髄原発びまん性大細胞型B細胞リンパ腫

論文 論文読む上での基礎情報 Clinical question 診断からの生存期間の中央値は14.9ヶ月, また,70%が2年以内に再発している. Table and Figure 骨髄原発びまん性大細胞型B細胞リンパ腫について簡単に備忘録がてら 論文 Title(英語): Primary bone marr…

続報リンクあり.【CASTOR trial】再発/難治性 多発性骨髄腫(R/R MM)に対してダラツムマブ+ボルテゾミブ+デキサメタゾン vs ボルテゾミブ+デキサメタゾン【DBd vs Bd】

論文 続報 Clinical question この論文のKey point Abstract 背景 方法 結果 まとめ Table and Figure Table1(患者背景) Figure1A(PFS) Figure1B(Time to Disease progression) Table2(奏効率など) Figure2(サブグループ解析) Table3(有害事象) 論文の…

【POLLUX study】再発/難治 多発性骨髄腫に対してDRd vs Rd 【ダラツムマブ】

論文 Clinical question この論文のKey point Abstractの和訳について 背景 方法 結果 まとめ Table and Figure 投与方法 FigureS2 Table1 患者背景 19.3%の患者は3レジメン以上 62.9%が自家末梢血幹細胞移植後 PIの投与をうけていたのが85.7% IMIDsは55.2%…

セフトリアキソン(CTRX)による偽胆石症(PBL)は腎機能障害がリスクである.

Twitterで目を引いたので,読んでみた. CTRXの偽胆石症は忘れた頃に遭遇するので,この際に勉強してみた. 論文 Title(英語): Risk factors of ceftriaxone-associated biliary pseudolithiasis in adults: influence of renal dysfunction Title(日本語…

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)2年間再発しなかった患者群の詳細分析

論文 論文読む上での基礎情報 過去記事はりつけ この論文のKey point 論文のまとめ 研究デザイン Figure1A Figure2A Figure2C Figure4 論文の要約 論文 Title(英語): Late Relapses in Patients With Diffuse Large B-Cell Lymphoma Treated With Immunoc…

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)2年間再発しないと予後はどうなるか?

論文 論文読む上での基礎情報 Clinical question この論文のKey point EFS24とは? EFS24を達成すると全生存率は一般集団と変わらなくなる. 論文のポイント Table1:患者背景 Figure1A Figure1C Figure2A Figure2B Figure2C 論文の要約 論文 Title(英語)…

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)は無増悪生存期間24ヶ月を達成すると予後はどうなる?

PFS24(無増悪生存期間 24ヶ月)達成するとDLBCLの予後どうなるか? 論文 論文読む上での基礎情報 この論文のKey point Figure1A Figure1B 論文の要約 PFS24を達成した場合予後はDLBCLではない一般の人々と比べて予後に差はほとんどない. PFS24(無増悪生存期…

2019年も折り返し.(救急外来で「今日は暇だな」というと患者は増えるのか??)

今週のお題「2019年上半期」 今日の論文 論文のデザイン 結論 まとめ 今週のお題「2019年上半期」 はてなブログには今週のお題という項目があり, せっかくなので私も今年の半分を振り返ろうと思います. 私個人的には,病院が変わったので 引っ越しがとても…

自己免疫性溶血性貧血(AIHA)にLow doseリツキシマブの効果は?

論文 論文読む上での基礎情報 Clinical question この論文のKey point Abstract 背景 方法 結果 まとめ Table and Figure Table1:患者群 Figure1A Figure1B 論文の要約 論文 Title(英語):Low-dose rituximab in autoimmune hemolytic anemia: 10 years af…

【BRIGHT study】5年後のフォローアップの結果

BRIGHT試験の5年間のフォローアップ 5年間のPFS BR vs R-Chemo群 全体:65.5% vs 55.8%(HR=0.61,P=0.025) iNHL HR 0.70 P=0.582 MCL HR 0.40 P=0.035 MCLに関してはR-CHOPよりもBRの方が優れているだろう. OSに関してはすべての群で有意差なし 二次癌はBR…

進行期低腫瘍量濾胞性リンパ腫に対して【経過観察】がいいのか【リツキシマブ】がいいのか?

進行期低腫瘍量濾胞性リンパ腫に対して リツキシマブ+リツキシマブ維持療法群 vs 経過観察を比較した試験 次の治療までの期間はR+R維持療法群で優位に長かった. しかし,全生存期間には差がなかった. また,未治療群であっても5年後に59%で進行は見られず…

進行期低腫瘍量濾胞性リンパ腫 経過観察すると16年後はどうなるのか?

進行期低腫瘍量の患者群では経過観察した場合 10年の時点で19%が追加の化学療法なしで生存している. 現在,リツキシマブを投与することでOSは改善しないことが示されており, 経過観察を支持する根拠となっている論文の1つである.

進行期低腫瘍量濾胞性リンパ腫に対して経過観察群と治療群を比較した試験

経過観察群と治療群でOSに差は認めなかった.(もちろん現在の治療とは異なる) 高腫瘍量のFLは低腫瘍量に比べて予後がよくない(Figure1)

進行期低腫瘍量濾胞性リンパ腫 リツキシマブによる化学療法(R メンテナンスはなし)

#####論文のまとめ > 進行期低腫瘍量濾胞性リンパ腫に対してR単剤(メンテナンスなし)の結果 > 比較試験ではない. > PFSは23.5M > ORR 80% > > BCL2陽性群は早期再発する可能性がある.

【BRIGHT study】未治療の進行期高腫瘍量iNHL(濾胞性リンパ腫)とマントル細胞リンパ腫に対してBR療法(ベンダムスチン+リツキシマブ)vs R-Chemo(R-CHOP/R-CVP)療法の比較試験

BRIGHT試験では, 高腫瘍量iNHLおよびMCLに対して BR療法がR-CHOP/R-CVP療法に対して 非劣勢であることが示された. また,有害事象も許容できるものであった.

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